2010年10月8日金曜日

トランジスタ一石で作る低周波発振器

簡単に低周波増幅回路をイヤホンかスピーカーで鳴らして耳で聞いてチェックする方法として
最も原始的な方法は、入力側のベース周りを手で触ると、ブーとかビーとか音が出るんで
その音が出たら成功!という感じでやっていますが、それをやると、なにかもう少しましなソースを
入れてみたくなるのは人情で、クリスタルラジオとかなにかラジオをつないで放送を聞いて悦に入る
ということをやっていましたが、低周波発振器を一個作っておけば、なにかと便利そうですね!
なにか適当な回路図はないかと探してみたのですが、何かを探せば必ずヒットするのがブレッドボードラジオさんのページです。



ブレッドボードラジオさんの回路を参考にT型発振回路をブレッドボードに組んでみました。

下の写真がそうなんですが、CRの定数は出たとこ勝負ですぐ手を伸ばしたら在る部品を使って
大急ぎで組み立てたので、みかけはよくありません。

クリスタルイヤホンで聞くとかなり高めのピーという正弦波っぽい音が出ました。
ハウリングの音ほど高くないがかなり高めでブーやビーじゃなくピーンという感じです。







偶然の配線間違えで発見したのですが、 「X接続点」 1.5Kの抵抗が
電池のマイナス極に繋がっているところです。これをマイナス極じゃなくてプラス極に
繋いでもまったく同じ結果になりました。
同様に
0.1のマイナス極も、プラス極に繋いでみたのですが、これも同じ結果が出ます。

この回路は一見複雑そうですが(配線間違えたくらいですし)部品数も一石にしては多いのですが
良く考えてみると、
次の部品をまとめてみれば案外わかりやすくなると思います。

Emittaは直接GND

Collector と Base から 同じ抵抗を引きこんで まとめて コンデンサを経由して GND

Collector と Base から 同じコンデンサを引きこんで まとめて 抵抗を経由して GND

Collectorに 抵抗経由で 給電

Cから コンデンサ抵抗経由で イヤホン




なんかいろんなものが欲しくなってしまいます。 オシロ、とか周波数測定器やら (笑)


イヤホンをパソコンのマイクで拾ってフリーソフトの「サウンドエンジン」で波形を確認してみたのですが、正弦波に近い正弦波じゃないものでした。 
気になるのは、波形自体がゆるやかに波を持っていました。

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